エンジニアリング事業部
エンジニアリングサービス部
大学時代はエネルギーに関わる研究に興味があり、核融合の研究をしていました。
入社後に最も印象的だったのは、業務を通して関わる人の多さです。今は放射線照射による材料の劣化評価や、橋梁・トンネルなどの社会インフラ向けの非破壊検査技術といった幅広い領域の研究開発を行っています。どちらも学生時代の研究分野とは異なりますが、学生時代に身に着けた実験事実に基づく研究開発の姿勢が活かせていると感じています。
入社から3年目までは原子力発電所で使用する燃料検査機器の設計、製作をしていました。その後、トンネルや橋梁などの社会インフラ向けの非破壊検査技術を研究開発する部署に異動になりました。業務は現場検査だけでなく、むしろ解析、評価、報告がメインです。実際のインフラ構造物を模擬した試験体を使った試験や、有限要素法(FEM)などのシミュレーションといった手法を組み合わせた解析をしています。また試験体や検査装置の設計、製作では、前の部署で身に着けた機械設計のスキルを活かしています。
業務のほとんどが自ら主体的に進めるため、プレッシャーもありますが、その反面、やりがいや得られるものも大きく、何より成果が自信へとつながることがうれしいです。
老朽化する社会インフラの適切な維持管理を支援するため国交省が取りまとめた「点検支援技術性能カタログ」に応募し、そのひとつに私たちの非破壊検査技術が掲載されたことです。これにより各地のトンネルや橋梁を維持管理する会社から問い合わせが増え、実際にトンネル調査にも取り組んでいます。もともとは原子力で培った技術が原子力の枠を超えて、社会インフラ全体に拡がっていくことにとてもワクワクしています。
1日のスケジュールは細かく決まっている訳でなく、自分の業務進捗に応じたスケジューリングをしています。例えば繁忙期は残業することもありますし、仕事が落ち着いている時期は定時で帰ります。また、フレックスタイムがあるため、始業を遅らせてジムに通ったり、仕事を早めに切り上げて出かけたりできるので、プライベートも充実しています!
業務に関連する資格取得を積極的に後押ししてくれます。私は非破壊検査の資格取得のため、業務扱いで1週間程度の講習を受講しましたが、受講費用や試験費用もすべて会社が負担してくれました。また、資格取得をすると奨励金も支給されるため、資格取得にはメリットしかありません!!
また、社宅制度などの福利厚生が手厚いため、ゆとりのある生活が送れていると感じています。
毎日、同じ仕事がないので、飽きることがない職場です。“日々、新しいことにチャレンジしたい方、待っています!”