熊取事業所 原子力防災訓練の実施について(2025年10月28日)
2025年11月14日
熊取事業所では、2025年10月28日(火)に京都大学と合同で原子力防災訓練(総合訓練)を実施しました。
本訓練は、原子力緊急事態への対応能力の強化を図ることを目的として毎年継続的に行っているものです。
今回は、震度6強の地震が発生したことに起因して、核燃料加工施設の一部設備が破損し、放射性物質が漏洩するという事態を想定し、原子力災害対策特別措置法第10条及び第15条に該当する原子力災害への対応を訓練しました。
訓練当日は、社内外関係機関への通報訓練をはじめ、放射性物質の漏洩に対する応急の復旧訓練(情報収集、事故収束対応計画の策定から放射性物質のモニタリングや回収及び除染作業)など、緊急対策本部を中心とした災害対策活動を実施しました。
今後とも、所員一丸で防災に対する意識の一層の向上に努め、災害発生時に迅速かつ的確に行動できるよう、継続的に訓練を実施してまいります。
【緊急対策本部訓練】 緊急対策本部内で情報収集・意思決定・指示伝達
【応急処置訓練】ウラン粉末の回収作業