東海事業所 原子力防災訓練実施について(12月17日)
2024年12月27日
2024年12月17日(火)に東海事業所原子力防災訓練を実施しました。
本訓練は、原子力緊急事態注1への対応能力の強化を図ることを目的として毎年行っているものです。
当日は、震度6弱の地震が発生したことに起因して、核燃料加工施設において火災爆発が発生し放射性物質が漏洩して、原子力災害対策特別措置法第10条、15条に該当する原子力災害に至るという想定で実施しました。
訓練では、実際の事故発生時と同様に緊急対策本部を立ち上げ、情報収集、対策の指示及びERC注2等の外部機関への通報訓練のほか、放出後の核燃料物質のモニタリングや回収等の模擬作業を実施しました。
今後も同様の訓練を継続し、原子力緊急事態等が発生した場合においても迅速かつ的確な行動が取れるよう対応能力の強化を図ってまいります。
(注1)放射性物質又は放射線が異常な水準で事業所の敷地外へ放出された事態
(注2)原子力規制委員会原子力規制庁緊急時対応センター
【緊急対策本部活動訓練】 緊急対策本部内での情報収集
【応急措置(汚染拡大防止)訓練】 一時的な管理区域の設定及び汚染拡大防止活動