熊取事業所 原子力防災訓練実施について(11月26日)

2024年12月17日

 熊取事業所では、2024年11月26日(火)に京都大学・近畿大学と合同で原子力防災訓練(総合訓練)を実施しました。
 本訓練は、原子力緊急事態への対応能力の強化を図ることを目的として毎年行っているものです。

 今回の訓練は、震度6強の地震が発生したことに起因して、核燃料加工施設において火災爆発が発生し放射性物質が漏洩して、原子力災害対策特別措置法第15条に該当する原子力災害に至るという想定で実施しました。
 当日は、社内外関係機関への通報訓練及び放射性物質の漏洩に対する応急の復旧訓練(情報収集、事故収束対応計画の策定から放射性物質のモニタリングや回収及び除染作業)等、緊急対策本部を中心とした災害対策活動を行いました。

 今後とも、所員が一丸となって防災に対する意識を高め、災害発生時に迅速かつ的確に行動できるよう、訓練を実施してまいります。

【緊急対策本部訓練】
緊急対策本部内で情報収集・意思決定・指示伝達

【緊急対策本部訓練】 緊急対策本部内で情報収集・意思決定・指示伝達

【応急措置訓練】
空気中放射性物質濃度の測定

【応急措置訓練】 空気中放射性物質濃度の測定