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東海事業所

東海事業所
所在地 〒319-1196
茨城県那珂郡東海村村松 3135番地 41
電話 029-287-8201
FAX 029-287-8217
加工能力 BWR燃料 250トン U/年
敷地面積 約 134,000 m2
建家面積 約 19,000 m2
従業員数 約 150 名

東海事業所沿革

1965年 武山研究所に燃料加工設備設置(古河電気工業梶j

1977年 12月 東海製造所(現:東海事業所)敷地造成工事着工
1980年 1月 東海製造所(現:東海事業所)にてBWR燃料加工事業開始
1993年 3月 高温ガス炉燃料工場新設
1998年 9月 BWR燃料事業部門品質ISO9001認証取得
2001年 11月 東海事業所環境ISO14001認証取得(2001年〜2017年)
2004年 2月 東海事業所労働安全衛生 OHSAS 18001認証取得

納入実績

BWR型軽水炉燃料 18,551体 (2017年3月末現在)

HTR型燃料 300体 (2017年3月末現在)

ATR型燃料 687体 (生産は1999年度で終了)

運転状況

原子力事業者防災業務計画

万が一、原子力災害が発生した場合に備え、法令により原子力事業者防災業務計画を定め、年1回定期的に見直し(修正)を行っています。

法令に基づく文書の公表

「核原料物質、核燃料物質及び原子炉の規制に関する法律」第22条の7の3第1項に基づき、加工施設の廃止措置実施方針を作成し公表します。(平成30年12月25日制定、令和元年5月9日改訂1)

東海事業所Q&A

執行役員 東海事業所長 大平 幸一
(更新:2020年7月)
東海事業所の事業内容を教えてください。
1972年の原子燃料工業設立時には、現在の東海ではなく神奈川県横須賀市武山に研究所がありました。その後、東海村に移転し、1980年に東海製造所として操業を開始しました。日本のBWR型原子力発電所向け原子燃料の製造を主な事業として、燃料材料の開発、構造設計、熱水力設計、核・炉心設計、プラント過渡・事故解析及び必要となるコンピュータ解析コードの開発等も行ってきました。操業当初40tUであった年間加工能力を順次増加して250tUまで拡大してきましたが、2011年の東日本大震災以降、大幅に生産数が減少し、多数の燃料の解体・再利用も行ってきました。現在は、2018年12月で原子燃料の生産活動を休止し、新しい安全基準に適合した施設・工場とするべく、対応を進めています。
その他、発電所に対するエンジニアリング支援業務も実施しております。また、高温ガス炉用燃料の製造試験施設があり、試験研究等を実施しております。将来的には、JMOX燃料用のウラン燃料棒も製造する予定です。
東海事業所の特徴はどんな点ですか?
東海事業所の敷地はゆったりとしており、緑が多い気持ちの良い環境です。津波の心配はなく、豪雨による浸水の恐れもない立地で、地震でも液状化が生じない安定した地盤の上にあります。
原子燃料の加工では、二酸化ウランの粉末から円筒型の焼結ペレットを製造するのが、特徴的な工程です。二酸化ウランの粉末は製法や供給会社によって、特徴が異なりますが、様々な特性の粉末から同じ品質の焼結ペレットを製造してきたことが特徴です。
従業員は地元の方が多く、はじめは寡黙な印象を受けますが、仲間を大切にし、自分の仕事を大切に思い、まじめに取り組む方々です。
安全性や保安面で取り組んでいることは?
当社の使命は、発電所に高品質の燃料を納入して電力安定供給に寄与することですが、そのためには、工場を安全に操業していくことが重要です。
安全に操業していくためには、都合の良い事実や成果ばかりを強調するのではなく、都合の悪いことや将来問題を生じる恐れのある事柄に目を向け、課題に向き合う姿勢・意識が重要です。そのようなことを話し合える風土の醸成に力を入れています。
東海事業所は、工場の全ライン稼働中に東日本大震災を経験しました。震度6弱の大きな揺れ、停電、断水が発生し、通勤道路や住宅でも多くの被害の出た災害でしたが、工場では、火災の発生、怪我人の発生、ウランの漏えいはなく、設備にも重大な被害はありませんでした。私も工場で現場の仲間たちと共にどのように行動したのかを鮮明に記憶しています。
訓練等ではその時の経験を活かし、実際の状況を考えて取り組むように努めています。
技術の向上のために取り組んでいることは?
東海事業所は、自動化が進んだ工場になっています。一方で、複雑な制御や劣化する部品・機器を多用すると、トラブルの発生確率が増加し、安定した動作を継続できる期間が短くなる危険性があります。基本の原理や動作の特性を理解して、制御や機器がブラックボックスとならないようにしなければなりません。そのために基本を理解した足腰の強い技術者の育成が必要と考えています。また、組織としての知見・技術の伝承・向上にどのように取り組み、成長していけるかという点についても大切にしています。
地域の方々の安心のために取り組んでいることは?
私たちは、工場を安全に安定して操業することがもちろん一番重要なことだと考えております。そのような姿を工場見学会などを通じて広く皆さんにご覧いただきたいと思っております。しかしながら、現在、工場は操業を休止し、新規制基準へ適合するための工事途中にあります。このため、見学等は新たに安全機能を拡充・整備した後に改めてご案内させていただきたいと考えております。
また、毎年秋には近隣の方と一緒に事業所内でスポーツ大会を行っております。そのような場で地域の皆様と一緒にプレーすることでお互いの顔が見え、色々なお話をすることが良いコミュニケーションになっていると思います。また、そのような場を通じて地域の皆様に工場の安全を管理している私たち従業員の素顔を知っていただくことで、安心に繋がっていけば幸いです。
さらに、社外の方のご意見を伺う場として、東海事業所に隣接する地域住民の代表の方々との懇談会や、安全評議会と称している識者の方達との意見交換会も定期的に開催し、「社外の方の視点」も大切にしています。自分達の勝手な思い込みに浸ってはならないと自戒しています。
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